お盆の日曜日。
実家へ行きお墓まいりを済ませて帰ろうと車を走らせたところ、なぜかみぞおちあたりが痛い。
下腹部もだんだん痛くなってきたような。もしかして食あたり?そうだったらお仕事に差し障る。。。
家に帰る途中、日曜診療している病院の前を通ったので大事をとって受診してみた。
胃炎だと思うけれど痛みの場所が下の方に変わってきたら詳しく調べたほうがいいと。
その日はもらった薬を飲んで布団にすぐ入りました。頓服ももらったので飲んだのですが全く痛みが治まらず。
結局痛くて一睡もできず。
月曜日は定休日だったので、旦那さんが朝から病院へ連れて行ってくれました。
お盆なのと月曜日なのとでとても混んでいて検査の順番もなかなか回ってこなくて。あまりの痛さに歩くこともままならず。車椅子での移動。
そして検査結果は虫垂炎。
やはり…
だって人生でこんなにお腹が痛くなったことなどなかったので、普通の胃炎ではないだろうとなんとなく思っていました。
即入院。点滴を何本も打たれ手術せずに済む方向で治療開始。
一晩経っても痛みが止まらずついでに熱が39度台。あまりの痛さに熱があることすらわからない私。
二日間点滴治療したもののよくならないので腹腔鏡での手術することに。
夕方になると手術室に移動して、鼻から何か入れられその後麻酔を打たれ意識がなくなり…気がついたときには口や鼻からいろんなものを取り外されるところでした。
一晩個室でいろんなものをつながれたまま身動きできない状態で過ごしました。
熟睡できないもののうつらうつら夢ばかり見ていました。ビールのグラスをたくさん割ってしまったり、どこかの家が火事になって慌てたり、そんな変な夢ばかり見てしまいました。
翌朝、大部屋に移りいろんな管は外されましたが点滴は1日に何本も。水も飲んではダメで唇がガザガザに。
お腹も痛くて起き上がるたびに激痛。寝てばかりなので背中や腰も痛くて(T ^ T)
そんな中、初めてのお茶の許可が出て喉を潤すことができ、その翌日は食事が始まりました。
重湯と具のないお味噌汁とヤクルト。お味噌汁を口にした時、あまりにも美味しくて泣けてきました。
今まで当たり前に食べたり飲んだりしていたけれど、こうして食事ができるって本当にありがたいことなんだなぁと思うと涙が止まりませんでした。
入院中、唯一の楽しみといったらオリンピックと科捜研の女(再放送)を見ることくらい。
オリンピック観戦では選手の頑張りに涙。なんだか入院中、涙もろくなってしまいました(T ^ T)
そして、少しずつ顔色も良くなり起き上がる回数も増えいよいよ退院。
帰宅してから傷口が膿んでしまったり、痛みもあったりまだ背筋を伸ばして歩くこともできませんがなんとかヨタヨタと歩いております。
私が休んでいる間、マスターはもちろんのこと、スタッフ達が本当によく頑張ってくれてありがたいです。
もうしばらくみんなに甘えてお休みをいただいき、しっかりと元気を取り戻したいと思います。
ご心配、ご迷惑をおかけしてすみません。よろしくお願いします。